世界最大の太陽熱発電所が「死のエリア」に 鳥が黒焦げ

世界最大の太陽熱発電所が「死のエリア」に 鳥が黒焦げ。

タグ: 太陽熱発電所,死のエリア

発信時間: 2017-03-06 15:42:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

化石エネルギーが大気汚染の一因になり、エネルギー不足が進んでいることが知られてから、人間はクリーンエネルギーの使用を模索するようになった。その中でも、太陽エネルギーは尽きることのない唯一の自然エネルギーである。

しかし、最新の研究で、非科学的な太陽エネルギーの利用は生態系を破壊することがわかった。

米カリフォルニア州とネバダ州の境のモハーヴェ砂漠にあるイヴァンパ太陽熱発電所は世界最大の太陽熱発電所で、敷地面積は8平方キロメートルに及ぶ。

この発電所は最近稼働したが、発電所の上を飛んだ鳥が黒焦げになっているのを職員が発見した。ソーラーパネルの上の温度は摂氏537度に達するという。

研究者は発電所内で、焼け死んだまたはやけどを負った鳥と野生動物を数十匹見つけた。

イヴァンパ太陽熱発電所は50万枚のソーラーパネルで発電用のエネルギーを収集している。業界関係者は、「これほど大きな太陽熱発電所は一部地域の気候に影響を及ぼすだけでなく、深刻な光害ももたらし、上を飛ぶ飛行機の安全も脅かす」と話している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年3月6日

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