無印良品、原発周辺区域で生産の食品を販売中

無印良品、原発周辺区域で生産の食品を販売中。 深セン市市場・質量監督管理委員会市場検査局はこのほど法執行検査中に、越境ECサイト及び一部のECサイト実店舗で、日本の放射能汚染地域が産地とみられる、粉ミルク、シリアル、米、酒類などの食品が販売されていることを発見した…

タグ: 日本産,無印良品,食品

発信時間: 2017-03-16 11:05:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

深セン市市場・質量監督管理委員会市場検査局はこのほど法執行検査中に、越境ECサイト及び一部のECサイト実店舗で、日本の放射能汚染地域が産地とみられる、粉ミルク、シリアル、米、酒類などの食品が販売されていることを発見した。うち無印良品の店内で販売されている一部の日本産の食品には、原産国は日本という中国語のラベルが貼ってあるが、これを剥がすと実際の産地が、輸入禁止リストにある東京都であることが分かる。無印良品の他に、イオンの店舗で販売されている北海道産の米を原材料とするパックご飯の中国語のラベルを剥がしたところ、実際の産地が汚染地域の新潟県となっている。深セン経典仁源貿易有限公司と深セン市有棵樹傘下の深セン海豚跨境科技有限公司が販売するカルビー製のシリアルも、日本の汚染地域が産地の疑いがある。深セン経典仁源貿易有限公司の林経理は、自社で販売しているカルビー製のシリアルが、確かに日本の汚染地域が産地であることを認めた。深セン市市場検査局は今年21日、深セン有棵樹公司の法執行検査を実施した際に、同社の天津市にある保税倉庫内から、日本の汚染地域を産地とするカルビー製シリアル2万袋弱を押収した。

日本は2011年3月11日に津波に見舞われ、福島第一原発で深刻な放射能漏れが発生した。人々の食品安全を保障するため、国家質量監督検験検疫総局は2011年に発表した「日本からの輸入食品・農産物に対する検査検疫監督管理をさらに強化することに関する公告」の中で、日本の福島県、群馬県、栃木県、宮城県、山形県、新潟県、長野県、山梨県、埼玉県、東京都、千葉県などの12地域からの食品、食用農産物、飼料の輸入を即時停止すると明らかにした。国が輸入禁止令を出しているにも関わらず、一部企業には監督管理を逃れる手段があることが分かる。

深セン市市場検査局は6年後、日本の汚染地域の食品を販売している疑いのあるオンラインショップが、初歩的な統計で1万3000店以上に達することを発見した。深セン市市場検査局は、同問題について全面的な処置を講じると表明した。

北京青年報の記者は昨日午後9時頃、三里屯付近の世茂国際センター1階の無印良品の実店舗を取材した。店内は通常通り営業中で、普段と変わりなかった。記者は食品エリアで、原産国が日本とされている食品を購入した。しかし中国語のラベルを剥がすと、これらの食品がいずれも東京都豊島区東池袋産であることが分かった。東京都は輸入禁止リストに入っている。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年3月16日

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