英Times Higher Education社は2017年のアジアトップ300の大学ランキングを発表した。香港で最も上位につけた香港大学は、昨年の4位から5位に落ちた。
同社は毎年6月にアジアランキングを発表することが多いが、今年は第1四半期の発表となった。教育、研究、論文の影響力、国際的な影響などによりポイントを計算。香港星島日報網の16日の報道によると、シンガポール国立大学が1位、北京大学が2位で、いずれも2年連続。清華大学は3位、南洋理工大学は4位、香港大学は5位。トップ50にはさらに香港から5校が入選。うち香港科技大学は6位、香港中文大学は11位、香港理工大学は20位。同社の編集者によると、香港大学と香港浸会大学の全体的なポイントは上昇したが、その他の大学に追い越され順位を落としたという。
台湾の順位は理想的とは言えない。自由電子報は16日、台湾からは前年比2校増の26校が入選したが、順位は振るわなかったと報じた。台湾大学は24位で、昨年の15位から大きく順位を落とした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年3月17日