史料の記載によると、1940年4月、戦争難民を満載したイギリス船「ベナレス号」はドイツ軍の魚雷攻撃を受けて沈没し、児童77人を含む乗客325人が犠牲になった。
ベナレス号がドイツ人に攻撃されたのは、船に大量のゴールドを積んでいたためである。
25年間の研究を経て、ある探検家チームは2回の世界大戦でイギリスがゴールドの輸送で通ったルートを示す全面的かつ厳密なデータバンクを完成させ、この船の大西洋での正確な沈没位置を突き止めた。
保守的に見ても、失ったゴールドの価値は少なくとも45億ポンドになるとみられる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年3月20日