4.サービス担当者
中国は自動化の強国であり、この国でサービス担当者の将来を垣間見ることができる。
中国には早くもロボット店員を設置したホテルがあるが、すべては目に見えるほど理想的ではない。これらのロボット店員の会話能力は非常に限られており、約40フレーズしか理解できないからだ。未来のホテルは本当にロボット頼みになるのだろうか。答えは、ノーだ。これらのホテルがロボット店員を「解雇」したというニュースは珍しくもない。これは彼らの作業効率があまりにも低いからだ。
5.記者
最もありふれた携帯電話でも、ネット上でニュースを発表できる。これにより「全民記者」の時代になったが、多くの困惑も生じている。本物と偽の情報をいかに見分けるべきだろうか。これは非常に複雑な問題であり、フェイスブックが偽情報の取り締まりに全力を入れると発表した原因でもある。
人々は再び、信頼性の高いメディアに焦点を絞っている。これらのメディアは自社ブランドに責任をもっており、すべての記事に記者の名前が記されている。
6.翻訳
この選択肢を疑問視する人も多いだろう。無料のリアルタイムの翻訳サービスを提供するソフトが増えているからだ。この環境下、翻訳という職業はいかに活躍し続けるのだろうか。
詩を翻訳する、もしくは名作小説の作者の意思を推測する際に、翻訳ソフトでは多くの微妙な細部を理解することができない。
7.弁護士
多くの人の印象とは裏腹に、技術が起こすデジタル化の波は新鮮ではない。新鮮なのは、それが私たちの生活に進出するペースだ。これにより法的枠組みの適応ペースが問題になっている。ドローンがその典型的な例だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月11日