新たに発見された10個の惑星は、大きさが地球と似ており、岩石で構成されている可能性が高い。恒星(その系の太陽)からの距離も程よく、冷たすぎず熱すぎない場所にある。そのため液体の水が地表に存在する可能性がある。
今回の10個の惑星を含め、2009年から今までに、宇宙で観測を続けるケプラー望遠鏡は人類が住めそうな惑星を49個探し当てており、うち30個は検証済みとなっている。これらの惑星は銀河系の中のほんの一部分である。
今回新発見した219個の太陽系惑星を含め、ケプラー望遠鏡が見つけた太陽系外惑星らしきものは全部で4034個。うち2335個が確認済みとなっている。
ケプラー望遠鏡の科学者であるマリオ・ペレス氏は、「我々は一人ぼっちじゃない」ことを意味すると述べる。4年間のデータは、地球と似たような惑星が非常に多いことを示す。新発見は、人々に地球以外に生命がある希望を高めたと、科学界も認識している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年6月25日