フィリピン労働雇用省が30日に発表した報告書によると、中国はフィリピン人家政婦を中国5大都市で招聘することを検討しており、高賃金を約束している。北京青年報の調べによると、国内にはフィリピン人家政婦の一定の需要が存在している。多くの家庭は3−5万元という高額の仲介費用を払い、家政婦に7000元ほどの月給を与えている。しかしこれらの家政婦の多くが「ブラック」で、合法的なビザを取得していない。雇用主は、彼女たちが逃げることを最も懸念している。
環球網はフィリピン労働雇用省の副長官の話として「中国大使館の職員とフィリピン労働雇用省は、フィリピン人家政婦を中国主要5都市に派遣する可能性について議論した。この5都市には、北京、上海、アモイが含まれる。双方は月給10万ペソ(約22万円)を検討している」と伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年8月1日