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発信時間：2017-09-13 10:30:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

    勢いがあり便利な自転車シェアリングは資本を増やし利用者を喜ばせるだけでなく、雇用を促す「秘密兵器」にもなっている。国家情報センターが発表した『自転車シェアリング業界雇用研究報告』によると、中国の自転車シェアリング業界が創出した雇用数は10万人に達した。また、自転車シェアリングは企業のモデル転換・アップグレードも促し、特徴的な技術を要するこの業種は高所得となり、ロックを開発する技術者の月収は1万2000元に達する。

 

自転車企業の雇用者の8割が自転車シェアリング業に従事

 

　『報告』によると、中国の自転車シェアリング業界が創出した雇用数は10万人に達した。うち、2017年上半期の新規雇用数は約7万人で、1～6月の中国都市部の新規雇用の1％を占める。新規雇用者100人中1人が自転車シェアリング業に従事していることになり、新業態の雇用創出への貢献を表している。

 

　自転車シェアリングによる雇用増の産業チェーンが形成されている。研究によると、自転車シェアリングが創出したスマートロック製造会社の雇用者は50％に達する。上海、深セン、杭州、中山などのスマートロック会社を調査したところ、シェア自転車用スマートロックを生産する従業員は全生産ラインの従業員の52.04%を占める。従業員の年齢は20歳から45歳。

 

　スマートロックのほかに、自転車シェアリングが創出した自転車企業の雇用は80％に達する。シェア自転車の大規模な需要により自転車業務が急増し、部品上場会社の株価はストップ高になっている。Ofoを例に挙げると、同社は飛鴿、鳳凰、富士達、捷安特などの自転車メーカーと協力し、従来の販売ルートの改造を通して自転車製造産業チェーンのモデル転換・グレードアップを牽引し、天津市の雇用を促した。

 

　また、運営維持に携わる従業員も3万人以上増加した。大量のシェア自転車が都市に導入され、運営維持にあたる人材が大量に必要になった。年齢を見ると、40歳以下が70％前後を占める。Ofoはインターネットで車両を管理し、各エリアに1人ずつ運営維持スタッフがおり、修理と整理を行っている。1人で平均300台から500台を管理している。

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