中国の保護者、オンライン英語教育に熱心

中国の保護者、オンライン英語教育に熱心。

タグ:オンライン英語教育

発信時間:2017-09-24 10:15:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 呉文華さん(音訳)が成長した1980年代、英語学習に力を入れる中国人はほとんどいなかった。ところが今や彼女は、外国語は重要な武器になると信じており、11歳の息子のためにオンライン教育会社に登録した。同社は中国の小学生と米国の教員を、インターネットを利用しマンツーマンで結びつける。彼女の息子は学校でトップクラスの成績で、彼女は北京市の活力あふれる母親だ。

 

 呉さんのような保護者が、中国の教育ブームに火をつけている。多くの中国の子供が英語や数学などの(オンライン)教室に通い、知識経済の時代の必須技能を身に着けている。中国の保護者は学習成績を最重視しており、今や別の教室に投資するという選択肢を手にした。これは中国の教育市場の成長を促しており、UBSは5年内に1650億ドルの規模に達すると予想している。

 

 欧米では、オンライン教育機関はなんとか経営を維持しており、デジタル教育が伝統的な教室の代わりになるかを疑問視する人が多い。しかし中国では、複数の要素が重なりオンライン教育が好評を博している。まず、優れた教員を見つけるのが、今や非常に難しくなっている。特に英語はそうで、大都市以外ならばさらに困難だ。次に、インターネット接続とモバイルサービスが中国で普及している。深セン市の保護者、龔愛華さん(音訳)は「伝統的な学習塾はやや高額だが、オンライン授業に最も期待しているのはデータだ。子供が何を学び、どこを改善すべきかが目に見え、進歩を目にすることができる」と述べた。



 


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