iPhone 8の売れ行き不調により、アップルの株価が5営業日連続で下落し、週ベースとしては17カ月ぶりの下げ幅を記録した。
アップルの株価は先週、5%下落した。これにより時価総額が430億ドル以上も消えたことになる(eBayの時価総額に相当)。
これはiPhone 8の売れ行き不調、Apple Watchの低評価が原因と分析されている。
アナリストは「iPhone 8の1週目の販売台数は、2014年のiPhone 6以降で最少となる見通しだ」と分析した。
iPhone Xに期待する調査会社もある。しかしiPhone Xの方が人気が出たとしても、生産能力の不足によりアップルの売上に影響が生じることになる。
さらに中国市場では、各大手スマホメーカーが相次いで新製品を発売しており、iPhoneの買い替えの需要を奪おうとしている。国産ブランドが正面から打って出て、アップル新製品の販売に大きな影響を及ぼしている。
アップルの新製品の売れ行きが不調であれば、国産スマホは高いコストパフォーマンスにより多くのユーザーを争奪できると分析されていた。ミドルエンドスマホの販売が伸びるなか、ブランド力も上がっており、将来的にハイエンドの価格を探ることが自然な流れになりそうだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月26日