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孔子生誕2568周年記念祭礼、衢州孔子南宗家廟で開催。
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浙江省衢州市の孔子南宗家廟で28日午前、孔子生誕2568周年記念祭礼が開かれた。今年のテーマは「幸福な家庭、睦まじい隣近所」で、米国やカナダなど8カ国の孔子学院の外国人代表者が出席した。
衢州孔子南宗家廟は宋の南遷により建設された。西暦1129年、孔子第48代子孫である衍聖公・孔端友が孔子と幵官氏の木像を持ち、宋高宗・趙構に従い南に渡り、南宋から衢州の屋敷を拝領した。孔端友の弟の孔端操は山東省曲阜に残った。こうして孔氏南北両宗が始まった。衢州も孔氏が2番目に多い場所になった。衢州孔子南宗家廟は全国で二つしかない孔氏家廟の一つだ。
孔子南宗祭礼の位置付けは「現代人の孔子祭礼」で、孔子第75代子孫である孔祥楷氏が提案し、決定した。伝統的な孔子祭礼は楽・歌・舞・礼からなる大型廟堂祭祀楽舞だ。南孔の祭典は大胆な革新に取り組み、儀式から歌と舞を切り離し、これを孔子祭礼前日を記念する独立した夜の集いにした。残りの部分は「礼啓、祭礼、頌礼、礼成」の4つに簡略化され、全体で40分となっている。儀式では現代の正装を着用し、現代の礼儀にならい、かつ楽舞を『論語』の朗詠に変えた。2011年5月、「現代人の孔子祭礼」を特色とする南孔祭典が、中国第3期国家級無形文化遺産リストに登録された。
今年の衢州孔子祭礼のテーマは「幸福な家庭、睦まじい隣近所」だ。孔子第75代子孫である孔祥楷氏は「孔子の思想は現代人類社会の共通の価値に合致する。多くの一般人が自ら参与し、初めて孔子祭礼の意義を広め、周囲の人々に影響を及ぼし薫陶することができる。衢州は今年、幸福な家庭を代表する約70世帯を招待した。家庭のぬくもりを伝え、優秀な家庭文化を伝承することを願う」と表明した。
南孔祭典は午前9時に始まった。祭礼の音楽のなか、礼生が孔子像に五穀、文房四宝、線香を捧げた。出席者全体が孔子像に礼をした。それから衢州市文明弁公室、「幸福な家庭、睦まじい隣近所」、外国孔子学院来賓などの代表者が、孔子像に花輪を捧げた。祭主が『祭孔子文』を読み、衢州第二中学の教員と生徒が『偉大なる孔子』を読んだ。それから幸福な家庭、外国孔子学院の代表者が『論語』の一部を読んだ。最後に全体で『大同頌』を合唱し、礼が終わった。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2017年9月30日
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