日本の森記念財団都市戦略研究所が12日に発表した「世界の都市総合力ランキング(Global Power City Index, GPCI)」で、中国香港が総合トップ10位内をキープした。「経済」分野では、北京が3位、上海が5位となった。
香港は「交通」「経済」が優れており、総合力ランキングで9位になった。1位はロンドン、2位はニューヨーク、3位は東京、4位はパリ。5位はシンガポールで、アジア全体で最もバランスの取れた都市になった。
分野別に見ると、北京と上海は「経済」が際立っていた。人口、経済水準、世界トップ500社の数により、3位と5位を占めた。また上海は「交通」で3位、北京は「文化」で7位になった。
同ランキングは日本の森記念財団都市戦略研究所が創設。世界主要都市の総合力を毎年評価し、その最新調査によりランキングを作成している。今や代表的な都市指標の一つになっており、方針決定と商業戦略の参考材料として広く用いられている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月13日