ドローン大会に登場した新型機 最大荷重20トン

ドローン大会に登場した新型機 最大荷重20トン。

タグ:ドローン

発信時間:2017-12-18 13:58:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 ドローンといえば、「プレデター」のような大型のものや「大疆(DJI)」のような小型のものがある。四川省成都市で17日に開かれた第1回THXドローンシステム応用開放大会・開発者大会で、記者はドローンの未来の幅広さを実感した。

 

 騰盾科技公司は大会で世界最大の商用ドローンプロジェクト「TDドローン」を発表した。TIFO研究院執行院長で騰盾科技公司会長の郭亮博士によると、航空物流の需要は拡大しているが、一般の航空機での外出も急増し、利用可能な航路は緊迫化している。輸送ドローンはこの矛盾を解決する。一般の航空機が深夜に飛ぶことは少ないため、夜間の航路には空きがあり、ドローンにはパイロットの疲労も関係なく、幹線航空物流輸送のドローンは夜間に飛ばすことができる。

 

 TDドローンの最大離陸重量は45トン、最大荷重は20トン、最大航続距離は7500キロ。翼の長さは42メートルで、8台のエンジンを搭載できる。同機はドローンでは珍しい双胴機で、実際の輸送ニーズに合わせて異なる数、型式のターボエンジンを搭載し、貨物を2つの機体の間に乗せ、ニーズに合わせて貨物庫の大きさと形状を変えることができる。世界最大の開発中のドローンであり、2020年に完成し初飛行する見通し。

 

 四川傲勢公司は純電気式のX-SwiftとX-Hawkの2種のドローンを発表。その最大の特徴は固定翼とマルチコプターのメリットを合わせた点で、垂直離着陸と高速飛行が可能。汚染調査、屋外のケーブルと配管の点検などでは広い範囲を調査し、問題が予想される場所を詳しく調べる必要があるため、高速飛行と空中静止能力を兼ね備えるこのようなドローンは才能を発揮するとみられる。また、コンパクトで、車で設備一式を運ぶことができ、都市のセキュリティや屋外での点検任務に便利である。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月18日


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