中国のウェブサイト数、計526万600サイトに

中国のウェブサイト数、計526万600サイトに。

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発信時間:2018-01-11 13:02:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国インターネット協会と国家インターネット緊急センターは9日、「インターネット業界運行指数――中国のウェブサイト」報告書を発表した。報告書によると、中国の2017年のインターネットインフラ整備には大きな成果があり、ウェブサイトを応用したサービスの種類が日増しに豊富化している。デジタル経済のけん引を受け、中国の各業界の情報化の程度が高まっている。

 

 国家インターネット緊急センターの任彦副所長は「報告書は中国のインターネット強国という戦略的目標をめぐり、インターネット業界の管理とサポートに焦点を絞り、中国の全526万のウェブサイトの発展状況を総合的かつ分類しつつ量的に評価した。中国のウェブサイト発展の最新状況を全面的に反映するため、中国ウェブサイト指数を構築した」と話した。

 

 統計データによると、2017年末現在の中国のウェブサイト数は526万600サイト。地域別に見ると、中国のウェブサイト発展状況は経済発展の程度と密接に関連しており、全体的に東部地区が多く中西部地区が少ないという発展構造を示している。地域発展のバランスの乱れが際立っている。2017年末現在、東部地区のウェブサイトが全体に占める割合は68.91%で、中部地区は18.49%、西部地区は12.61%。

 

 報告書によると、中国の各主要業界のウェブサイトの平均「インターネット業界運行指数」は高めで、いずれも82.83以上となっている。各主要業界の情報化は一定の程度に達しており、ウェブサイトの数はいずれも1万以上となっている。ウェブサイト数とウェブサイトの平均「インターネット業界指数」に基づき総合的に見ると、情報伝達・ソフト・情報技術サービス業、金融業、教育業、卸売・小売業などの業界のウェブサイトの水準が高めとなっている。「インターネット業界運行指数」トップ500サイトを見ると、デジタル経済関連が58%を占めており、電子商取引、情報サービス、「インターネット+」融合、ICTなどの業界の重点サイトの多くがランクインしている。

 

 業界別に見ると、卸売・小売業、情報技術産業、製造業、不動産業などの業界が運営するサイトが多く、衛生、金融、ビジネス、交通、外食などの業界が運営するサイトも活況を呈しつつある。ウェブサイトの内容別に見ると、インターネット技術、レジャー・娯楽、生活サービス、業界企業、ビジネスサービス、ポータルサイト、ショッピングサイト、教育・文化などのサイト数が最も多い。

 

 ウェブサイトのアクセス元を見ると、民間企業が高い割合を占めている。これはまず大手通信事業者3社が全体に占める割合が低下を続けており、4.23%のみとなっているからだ。次に民間企業のシェアが上昇し、うち首位のアリババは全国の36.65%のウェブサイトのアクセス元になっている。それから近年の統計データによると、アクセス元トップ10の企業がほぼ安定しており、そのすべてが民間企業になっている。

 

 地域別のウェブサイトアクセス指数を見ると、ウェブサイトの地域発展状況は地域経済発展水準と正比例している。経済が発達している華北、華東、華南はアクセス数が多い。これは現地のデジタル経済発展水準が高いこととも関連している。 


 報告書によると、IPv6(インターネットプロトコルバージョン6)、CDN(コンテンツデリバリネットワーク)などのインターネット技術が普及しており、情報伝達・ソフト・情報技術サービス業が技術革新の源になり、高い優位性を示している。しかし全体的な普及・応用範囲をさらに拡大する必要がある。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月11日


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