中国企業のアジアの株式市場における存在感が高まっている。2017年末時点で、中国のIT大手2社の時価総額は韓国のサムスンを上回り、トップ2に立った。中国の消費市場が拡大する中で、2社の時価総額は前年比で倍増した。
『日本経済新聞』の1月10日の報道によると、日本株式市場の2017年最終取引日である12月29日の時価総額を基準に、米ドルに換算した場合、騰訊(テンセント)は4933億ドルで2016年の1位だったサムスンを40%上回り、1位になった。2位にはアリババがつける。
中国でモバイル決済が急速に普及している。2017年第3四半期のモバイル決済額は日本円に換算すると500億円、うちテンセントとアリババは9割超を占める。
アジアの企業時価総額トップ100を見ると、中国企業は半分近い47社を占めている。次に多いのは日本で、32社がランクインした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月12日