『Latest News India』は3月6日、「過去5年、中国の貧困削減行動により1日に3万7000人が貧困脱却」という見出しで、中国で「貧困削減史上最高成績」と言われ、過去5年、中国で1日平均3万7000人が貧困から脱却したと伝えた。以下はその内容。
中国の総理が第13期全国人民代表大会第1回会議で発表した政府活動報告によると、過去5年、人民の生活は持続的に改善された。貧困脱却行動で決定的な進展があり、貧困人口は6600万人以上減少し、貧困支援により830万人が引越しした。
世界銀行の統計によると、過去数十年で中国の8億人以上が貧困を脱却他が、まだ多くの試練に直面している。世界銀行は、中国はまだ発展途上国であり、先進国と平均所得の差があり、市場改革は完了していないとした。中国の現在の貧困状況をみると、2015年に農村部の5500万人の貧困者がいた。
貧困削減行動は中国政府が力を入れる政策の1つで、2015年には2020年までに7000万人の貧困脱却を目指すと表明した。中国財政部が発表した草案によると、2018年に中央政府は地方貧困支援に1060億9500万元を拠出する。この規模は17年より200億元(23.2%)多い。専門家は、年内にさらに1000万人の貧困脱却を目指す行動はこれまで以上に困難となり、中国政府がより正確で地域に合わせた措置を制定することが求められるとの見解を示した。
米Global Strategy Journal誌のウィリアム・ジョーンズ編集長は、「貧困撲滅は人類の主な任務の1つだが、最近は『ユートピアのような夢』とされている。しかし、中国はこの夢を現実にしつつある」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月11日