独メディア:中国が強みとする4分野、欧米は太刀打ちできない

独メディア:中国が強みとする4分野、欧米は太刀打ちできない。

タグ:中国,分野、欧米

発信時間:2018-03-13 11:21:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 ドイツ紙『ハンデルスブラット』は3月11日、「これらの分野で中国はすぐに太刀打ちできない相手になる』という見出しの文章を掲載し、「電気自動車、金融技術、インターネット貿易、人工知能などの分野において、中国はすぐに私たちが太刀打ちできない相手になり、欧米は遅れをとることになるだろう」と論じた。

 

   電気自動車:急発展の道を邁進。燃料技術、大量生産、世界的ブランドの構築能力がなかったため、中国の自動車産業は西洋に対抗できなかった。しかしそのような時代は終わった。電気自動車とデジタル化の登場は中国に新たなチャンスをもたらした。2017年、中国は77万7000台の電気自動車とハイブリッドカーを販売し、世界電気自動車市場の半分を占めた。国の大々的支援により、2018年の中国電気自動車市場は40~50%の成長となる見通し。

 

   金融技術:キャッシュレスのボス。中国ではスーパー、バー、病院などどこでもモバイル決済が可能である。WeChatのユーザーは10億人、支付宝は5億2000万人に達する。一方、Paypalの世界のアクティブユーザーはわずか2億2700万人である。ドイツのオンライン決済会社Traxpayのジョアキム・シーガート氏は、「欧州は東西から包囲され、自身の決済システムがない」と話す。中国人はドイツ事業も拡大している。2016年以降、WeChatと支付宝はドイツの店を征服し、約3600店舗に導入されている。

 

   取引サイト:新科学技術のチャンピオン。中国には顔認証などの最新技術を使用する無人スーパーがあり、客が店を出るときに携帯電話のアプリで自動精算される。中国の大手ECは実店舗のチャネルを整合して「ニューリテール」の攻勢をかけるが、欧州人は現金を使わないスーパーをまだ恐れている。

 

   人工知能:ビッグデータの親分中国の鄭州市の警察官はカメラ付きのサングラスをつけている。サングラスは写真を撮影するだけでなく、違反者を見つけると警告を出す。これは中国の人工知能の発展に対する重視と歓迎を表している。中国の2017年国家発展計画は、2030年までに分野を超えたこの技術の世界のリーダーになるとしている。中国では、工業からビジネスまであらゆる部門が人工知能のサポートにより「賢く」なっている。絵ベルリン・プロジェクトマネージャーのローレンツ氏は、「中国政府はこれらの目標にどのように向き合うかを何度も表明している」と話す。ドイツ人工知能研究センター(DFKI)の部門責任者のボルト氏は、「中国の人工知能を発展させる企業は、検索エンジンから決済システムまであらゆるコンテンツに及ぶ。彼らは大量のデータを収集する。今後、欧米に拡張すれば、技術が成熟し、我々が太刀打ちできない存在になるだろう」と語った。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月13日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで