「レジャーの都」から「競技の都市」に 国際大会256回を目指す

「レジャーの都」から「競技の都市」に 国際大会256回を目指す。

タグ:競技 都市 成都市

発信時間:2018-03-18 09:08:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 「新華網」スポーツは3月12日、「一度訪れたら離れたくなくなる都市」が「一度訪れたらスポーツをしたくなる都市」に変わりつつあると伝えた。第13期全国人民代表大会第1回会議四川代表団によると、成都市はスポーツ消費を消費アップグレードの重点に置き、2030年までの13年間で256回の国際スポーツ大会を開催し、「レジャーの都」を「競技の都市」にする方針を固めた。

 

 256回の国際スポーツ大会は3期間に分け、今後3年で67回、2020~25年に81回、2026~30年に108回を開催する計画。サッカー、テニス、バスケットボール、アイスホッケー、競泳、卓球、自転車、マラソン、アウトドアスポーツ、水上競技などを主に開催する。

 

 また、成都市はブランド大会育成プロジェクトも同時進行し、既存の国際大会のアップグレード、大型国際大会の誘致、成都の自主ブランドと成都の痕跡のある国際大会の育成を推し進める。成都市は、2030年までに成都市で開催する国際大会のうち、大陸間選手権大会クラス以上を75%に、自主ブランドと成都の文化的特徴を備える大会を50%にする計画。

 

 これらの国際大会を開催し、急増するスポーツ人口とスポーツ消費の持続的アップグレードの需要に合わせるため、成都市は新発展理念で都市空間体系を再構築する。超大型の総合競技場となる天府奥体城は成都市東部で近く着工する。都市機能施設と公共サービス施設をつなぐ1万7000キロの天府グリーンロードは785キロが完成。各区(市)県は「一区一県一ブランド」のスポーツ大会目標の実現を目指している。北部新城の「スポーツ消費サービス中心区」と南部新城の「国際化競技実演業中心区」を建設し、市場競争力を備える9つのスポーツ産業機能密集区を構築し、中心部を囲う田園生態スポーツレジャー観光圏を構築する計画。

 

 スポーツ産業発展計画において、成都市は産業間の融合発展を強調し、「インターネット+スポーツ」という新しいビジネスモデルを大々的に支援し、スポーツと観光、文化などの関連産業の融合を深める。また、集団・連鎖経営の大型スポーツサービス企業を創設し、スポーツ関連の上場会社を3社以上育成する計画。

 

 これらのスポーツ大会とスポーツ産業に関する計画は、成都市が新時代の未来の方向性と都市の位置付けにおいて世界的な視野と観点を持っていることを示す。成都市は現在、ニューエコノミーの発展と新エネルギーの構築を通し、世界トップクラスの都市になり、「美しく住みやすい公園都市」として「現代的な新天府」を建設することに力を入れている。


 成都市が国際的影響力を持つスポーツ産業の中心都市になるという潜在力と優位性に期待し、中央クラスのインターネットメディアでインターネット文化企業の新華網は、傘下のスポーツチャンネル運営センターを成都市に設置し、「インターネット+スポーツ」業務に重点を置き、成都市を拠点に全国のスポーツ産業の新版図を構築している。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月18日


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