“喜欢中国的美食”
「中国の食べ物が好き」
取材で、ほぼ全ての留学生が「中国の食べ物、中国料理が好き」と述べた。モンゴル出身の寧静さんは、中国の食べ物を自国に持ち帰りたいと話した。「中国の何を持ち帰りたいか」という質問では、欧州出身の江海平さんと何銘さんから思いもよらない答えが返ってきた。
「中国の調味料、四川山椒を持って帰りたい。マーラー味が大好きだけど、オランダに辛い食べ物はない。四川山椒を持って帰れば好きな四川料理が作れる」と江海平さん。また何銘さんも、「ドイツに持って帰ったことがある。父に重慶の山椒を持って帰ったら、どの料理にも使うようになった」と話した。
この意外な答えは外国人の中国の食べ物に対する「マーラー」というイメージを表すが、中国料理が好きな人が増えていることも反映している。例えば、四川山椒の需要増加は世界的な四川料理ブームによるものである。『成都日報』は2017年、近年、四川山椒の需要が急増しており、年間2割のスピードで増加していると伝えた。日本や韓国、欧米の華人密集地は四川山椒の主な輸出先である。
近年、中国の露店グルメが海外で人気を集めているという情報も多く目にする。煎餅、包子、肉夾饃などは国内外の美食家の胃をつかみ、中国美食文化の海外進出の新しい名刺になっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月30日