中国のAI企業数が2000社を突破

中国のAI企業数が2000社を突破。 先日開かれた2018世界人工知能商品応用博覧会で、工業情報化部のチーフエコノミストの王新哲氏は、「概算統計によると、2017年末時点で中国の人工知能(AI)企業数は2000社に達し…

タグ:中国 AI 企業数

発信時間:2018-05-23 14:34:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

    先日開かれた2018世界人工知能商品応用博覧会で、工業情報化部のチーフエコノミストの王新哲氏は、「概算統計によると、2017年末時点で中国の人工知能(AI)企業数は2000社に達し、うち北京、広東、浙江、江蘇、上海の5つの省・市では関連企業数が100社を超えている。2020年にAIコア産業の規模は1500億元に達し、関連産業の規模は1兆元になる見通し」と述べた。

 

 工業情報化部はAIをスマート製造の重要な突破口とし、一連の措置を実施し、AI産業の発展を着実に推し進めている。2017年12月に公布された『次世代人工知能産業の発展促進3年行動計画(2018~2020年)』は、コンピュータとスマート端末商品の基礎ソフト・ハードウェア、無線モバイル通信などのコア技術および商品の開発・応用を支援し、次世代のAI技術の産業各面での応用を奨励し、製造設備、製造過程、ニッチ産業応用のスマート化レベルを引き上げるとした。また、インダストリアルインターネット、クルマのインターネット、ロボット、音声認識など重要分野の発展を推進する。

 

 次段階において、工業情報化部はAI産業の発展を新たなステップに押し上げる措置を講じる。まず、コア技術の飛躍、発展の原動力の強化。産・学・研・用の融合を推し進め、AI産業の技術イノベーション体系を構築し、スマートセンサー、AIチップ、基礎ソフトウェアなどの産業のコア部分の基礎を固め、基礎技術の開発を加速化し、AI技術と各業界の融合発展を促進する。2つ目は、融合応用の深化、スマート製造のグレードアップ。「中国製造2025」を着実に実施し、AIと製造業の融合を深化させ、スマート製造の新スタイルと新業態を形成し、産業のインテリジェント化を推し進め、製造業の質・効率・原動力の変革を実現する。3つ目は、部門・省の連携の強化、産業クラスタの構築。部門・省の連携を強化することで、重点地区の優位性産業の発展を推進すると同時に、各地区の自身の基礎と条件の結合を促し、特徴的で影響力のあるAI産業クラスタを早急に形成することができる。4つ目は、政策体系の整備、良好な環境づくり。AIの基準、評価、知的財産権などのサービス体系の構築を加速化し、業種の訓練資源庫の形成を促し、試験データセットと開放プラットフォームを基準化し、AI基礎支援プラットフォームを構築する。関連政策、特に人材、財政と税務、金融などの政策の整備を推し進める。


 今回の博覧会のテーマは「スマート体験・スマートライフ」。10カ国から150社の企業とAI機関が1000種類以上のAI商品を展示した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年5月23日


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