月が離れ、地球の昼夜が長くなる

月が離れ、地球の昼夜が長くなる。米国の新たな研究により、月が地球から徐々に離れていくことで地球の自転に影響が及び、地球の昼夜が長くなることが分かった…

タグ:地球 自転 昼夜 気候変動 進化

発信時間:2018-06-21 16:03:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 

 米国の新たな研究により、月が地球から徐々に離れていくことで地球の自転に影響が及び、地球の昼夜が長くなることが分かった。


 ウィスコンシン大学マディソン校が発表したプレスリリースによると、同校の研究者は新たな方法を用い太陽系の歴史を遡り、月の引力などの要素が地球の公転と自転に及ぼす影響を分析した。今から14億年前の月と地球の間の距離は、現在より4万キロ以上も近い34万キロだったと推算した。地球の一昼夜の時間は約18.68時間。月の遠近は、地球の自転に影響を及ぼした。


 月は地球に付き添い45億年になるが、現在は毎年3.82センチのペースで離れていっている。研究者は、地球にとってこれは回転するスケート選手が徐々に手を広げるようなもので、回転の速度がそれに伴い低下するとしている。


 地球は太陽の引力に縛られ公転しているが、月などその他の天体の影響を受けている。公転と自転には周期的な変動が生じ、日光の照射と気候モデルに影響を及ぼす。これは氷河期と暖候期が繰り返される重要な原因だ。


 地球運動のこの周期的な変化を理解することで、気候変動やその生物の進化への影響の研究が可能になる。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月20日  

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