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発信時間：2018-06-27 14:04:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

　国際慈善事業機関のトムソン・ロイター財団が26日に発表した調査報告によると、548人の女性権利専門家が、インドは「女性にとって世界一危険」な国で、その危険レベルは内乱が続く中東とアフリカの国を上回るとの見解で一致した。

　米CNNの26日の報道によると、『世界の女性にとって危険な国』報告は医療状況、文化の伝統、社会的差別、暴力問題などを基準にまとめたもの。インドは多くの項目で上位に上がり、性的暴力・被害を受けるリスクが最も高く、文化的な因習も深刻である。また、世界でもっと深刻な人口犯罪問題を抱え、苦役や性奴隷にされやすい。

　インドが1位になったことに世間は騒然とした。批判者は、「インドは女性権利問題を完全に無視している。世界一成長速度が速く、宇宙と技術分野をリードする経済圏だが、女性の暴力問題は足を引っ張っている」とコメント。

　2位以下はアフガニスタン、シリア、ソマリア、サウジアラビア、パキスタン、コンゴ民主共和国、イエメン、ナイジェリアとなった。そのほか、米国がランクインした点にも注目が集まった。報告を見ると、上位にランクインしたのはアジア、アフリカ、中東の発達していない国が中心だが、意外にも米国が10位にランクインした。CNNは、同国が2017年末に開始した性的暴力反対運動が関係しており、多くの痴漢が「正体を現した」ことで専門家から低く評価され、「性的暴力・被害のリスク」でシリアと同列3位になったと分析した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2018年6月27日

 

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