中国農業農村部:農産物の電子商取引額が3000億元の大台に

中国農業農村部:農産物の電子商取引額が3000億元の大台に。

タグ:電子商取引

発信時間:2018-07-08 13:30:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 国務院新聞弁公室が先般開いた定例政策説明会で、中国農業農村部の屈冬玉副部長は、「インターネット+農業」の推進による農業と第1.2.3次産業との融合的発展の促進に関する取り組みについて説明した。屈副部長によると、「インターネット+」行動指導意見の一環として、「インターネット+農業」の取り組みは近年、良好な発展傾向を示しており、農業生産でのインターネット技術の応用は深化し続けているという。


 農業・農村の電子商取引(EC)が急速に発展しつつある。農業農村部は14の省・市で農業電子商取引の試行を実施し、生鮮農産物・農業生産財・アグリツーリズムなどの電子商取引モデルを模索、428の国家指定貧困県で電子商取引を活用した貧困脱却支援の取り組みを試験的に行なっている。2017年末時点で、農村での電子商取引総合モデルが累計で756の県に導入され、農村ネット通販売上高は1兆2500億元に上った。農産物電子商取引額は3000億元の大台に迫り、関連事業の就業者数は2800万人を超えた。


 このほか、関連部門は農村ブロードバンドプロジェクトを深化させ、農村部での電気通信サービス普及を持続的に推進、農村の通信インフラの整備が顕著に進んだ。2017年末時点で、全国の行政村でのブロードバンド普及率は96%に達した。

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