AI技術、中国の介護を支援

AI技術、中国の介護を支援。

タグ:AI技術 中国 介護

発信時間:2018-09-01 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   英ロイター通信は29日、「スマート技術、中国の高齢者介護サービスを改善」と題した記事を掲載した。要旨は下記の通り。

 

 デジタル技術が現在、中国の高齢化に伴う問題を解消しようとしている。

 

 先週日曜日に閉幕した第26回広州博覧会の高齢者健康産業展において、最新のロボットが来場者の注目の的になった。AI専門家の周暁紅氏(音訳)は「これらのロボットは顔の特徴を認識し、さらに舌苔を観察することで中国医学の健康検査を行える。さらに情緒のテストを行うことができる。中国医学は情緒の安定を非常に重視する。受診者の情緒がすぐれないことに気づくと、ロボットは必要な医療の提案を行う」と話した。他にもスマート高齢者介護プラットフォームが展示されていた。自宅内で高齢者の血圧と血糖値を自動的に観測し、データを付近の病院に送る。

 

 上海市政府は家庭用水観測システムを使い、住宅用水の状況をリアルタイムで記録している。同システムの開発者によると、このデータを使うことで高齢者が自宅で安全か否かを判断するという。高齢者の水使用状況に異常があれば、ボランティアを派遣しチェックする。上海市静安区某住民委員会の職員である席春峰氏は「高齢者がいくら節約しても、水使用がゼロに近いことはありえない。水使用状況を観測することで、彼らが家庭内で正常に生活しているかをほぼ判断できる」と述べた。静安区は多くの一人暮らしの高齢者向けにこのシステムを設置しており、さらに多くの団地内での普及を目指している。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年9月1日


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