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アリババの馬雲(ジャック・マー)会長は週末、多くのネットユーザーから注目された。これは馬氏が9月10日にアリババ会長の辞職を宣言し(馬氏は「教師の日」である本日9月10日に54歳の誕生日を迎える)、教育・慈善事業に身を捧げるが、アリババの取締役会に残り企業管理を指導すると海外メディアが報じたからだ。第一財経の報道は、馬氏が本日発表するのは企業継承計画であり、噂されていた「辞職」「退職」ではないと伝えた。若い世代に事業を継承させ、企業発展の問題を解消するため、10年の期間を設けたという。
アリババの継承計画について、馬氏はインタビューに応じた際に「この時期に継承計画を発表するのは、中国の経営環境の変化によるものではない。これは系統的な計画だ」と述べた。
また報道によると、馬氏は各分野に興味を持ち、特に生命科学を非常に重視しているという。馬氏はインタビューの中でも、将来的に慈善事業に焦点を絞り、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏にならい自身の基金を設立すると強調したことがある。
馬氏は1999年にアリババを創業した。20年も経たないうちに、彼は中国で最も豊かな人の一人になった。フォーブスの最新の長者番付によると、馬氏は366億ドルの資産総額で3位につけている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年9月10日