サムスンはこのほど、天津の携帯電話工場、天津三星通信技術有限公司を年内に閉鎖すると発表した。天津携帯電話工場の従業員は約2000人、スマートフォンの年間生産台数は約3600万台。
実は、8月にサムスンが中国の携帯電話工場を閉鎖するという情報が伝えられていた。国内の携帯電話市場に関する最新データを見ると、サムスンの市場シェアは5年前の20%から現在は1%にも満たない0.8%に低下している。サムスンの工場閉鎖の決定は突然のことではない。今回の天津工場の閉鎖について、サムスンは声明の中で「生産施設の効率向上に向けた持続的努力の一部として、サムスンは天津三星通信業務を停止するとう厳しい決定を下した」としている。サムスンは今後、動力電池を中心に中国業務を展開するという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年12月19日