イギリスの給与に種族間の差が存在 黒人とアジア系で目立つ

イギリスの給与に種族間の差が存在 黒人とアジア系で目立つ。

タグ:基準給与 給与差

発信時間:2019-01-08 15:17:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 イギリスのガーディアン紙によると、イギリスの労働者の5分の1の給与が全国基準給与より低く、うち黒人とアジア系人種は高い比率を占めていることがわかった。


 イギリスのシンクタンク「Resolution Foundation」の研究によると、若い黒人においてこの現象が最も強く見られ、その比率は25%に達する。同シンクタンクは、多くの若者は低賃金により経済難に直面し、借金を背負っていると指摘した。


 同シンクタンクのキャロル・イーストン会長は、「若者に基準を下回る給与を支払うことは違法なだけでなく、非道徳的でもあり、低賃金により多くの人が生活コストの負担に耐えられなくなっている」と話した。


 また別の報告によると、イギリスの大卒の黒人男性の平均時給は白人より4ポンド(約35元)少なく、イギリスの少数民族労働者に対する給与差別が懸念視されている。


 同シンクタンクは、過去10年のイギリス国内の黒人、インド人、パキスタン人、バングラデシュ人と白人の年収の差は32億ポンドに達すると見ている。


 イギリスのテリーザ・メイ首相は、大企業は各種族の従業員の給与差を申告すべきだと提議した。イギリス政府は最近、企業に男女の給与差のデータ提供を求めた。


 同シンクタンクのアナリストは、「2018年に男女の給与差が公開、解決され、2019年の種族の給与差の問責を強化する必要がある」と述べた。

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