今年の春節(旧正月)連休中、中国本土の映画興行収入は非常に満足できる数値を記録した。旧暦1月1日(2月5日)から旧暦1月5日(2月9日)の間に、中国本土の映画興行収入は50億元を突破した。猫眼専業版の統計によると、『流浪地球』の興行収入は10日午後10時現在に20億200万元に達しており、最終的には51億4700万元に達する見通しだ。これに続いたのは『瘋狂的外星人』と『飛馳人生』で、5日間の興行収入は前者が12億9700万元、後者が9億3100万元。
『流浪地球』は商業的に成功しただけではなく、中国SF映画の創作の限界を突破した。「中国SF映画元年を切り拓いた」「中国SF映画の一里塚」「4年間で中国SF映画の自信を取り戻した」など、本作は春節連休中の話題となった。また本作は今年初の「現象級」の大作になった。
中国電影家協会の饒曙光秘書長は「『流浪地球』は中国を映画大国から映画強国にモデルチェンジ・アップグレードさせた代表的な作品だ。本作は世界レベルのCGにより、人類のストーリーを展開し、人類運命共同体の主旨を伝えた。本作が今日を迎えることができたのは、中国のSFの想像力、映画産業、技術水準が融合し力を形成した結果であり、中国映画の産業化、中国映画産業の美学の勝利だ」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月1日