ネット通販の「信用購」 試用後に購入

ネット通販の「信用購」 試用後に購入。ネット通販において、多くの消費者が購入者と店側の投稿写真が全く違うという経験をしたことがあると思う…

タグ:ネット通販 信用

発信時間:2019-03-18 11:05:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   ネット通販において、多くの消費者が購入者と店側の投稿写真が全く違うという経験をしたことがあると思う。芝麻信用はこのほど、天猫(T-mall)と共同で全業種に「信用購」を公開した。芝麻ポイント650点以上の消費者は天猫で7日間試用し、満足すれば注文するというシステムで、天猫の全ショップがこの機能を導入できる。

 

 これまで消費者は商品の実物を見ることができず、写真、文字、ショップの信頼度などで判断していたため、実物が写真や説明と異なるという状況が発生しやすかったが、「信用購」サービスの開始後はこれらの問題を解決できるとみられる。消費者は淘宝アプリで「天猫信用購」のページまたは芝麻信用を検索し、信用承認後に「信用購」試用サービスを利用できる。7日間の体験期間が終わった時に購入するか返品するかを決める。

 

 芝麻信用が2018年に少数の天猫ショップで「信用購」を試験的に行ったことがあり、若者を中心に人気を集めた。利用者の半数が90年代生まれで、北京、上海、広州などの一線都市のユーザーが多かった。芝麻信用市場部責任者の趙涵寧氏によると、「信用購」に参加したのは客単価が高い、珍しい商品などが中心で、高さ1メートルまで硬貨を積んでも倒れない静かな洗濯機、画面から音声が出る大型テレビ、レーザーで誘導する掃除ロボットなどが参加したが、参加を希望する商品の数が増えている。

 

 店側にとって、「信用購」という新モデルの模索は新たな顧客の獲得につながる。美的の責任者は、同社の冷蔵庫フラッグシップショップは2018年の「双11」に「信用購」を試験的に行い、その割合は総売上高の5%を占め、今年末には10%前後になる見通しだと明かした。

 

 中国(海南)改革発展研究院経済研究所の匡賢明所長は、「信用購」は商品がサイト掲載内容と異なるなどの問題を解決し、消費者の権利を保護するだけでなく、消費も刺激するとみている。2018年、中国のネット通販の市場規模は約10兆元で、信用で保証するという形式は凍結・占用されている1兆元以上の遊休資金が新しい市場に流れ、消費グレードアップを促し、実体経済の発展を刺激することを意味する。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年3月18日


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