パキスタン出身のモセンさん、勤務先の北京誼安医療システム股份有限公司の製品展示ホールにて(4日撮影)。モセンさん(27)は2016年に北京理工大学を訪れ、機械工学の修士課程で学んだ。彼は2018年に中関村一帯一路産業促進会の「藤蔓計画」により同社で実習を受け、最終的に同社の製品アフターサービス技術者になり、アジア太平洋地域の製品メンテナンスを担当するようになった。
「中国とパキスタンには深い友好がある。中国はパキスタンで多くの投資を行っており、パキスタンも中国の投資のおかげで大きく発展した。私も中国を訪れるとスキルアップできた。私は自分に目標を設定し、それに向かい努力する中国人の精神を好んでいる」
モセンさんは2018年に、中国で知り合ったインドネシアからの留学生と結婚した。彼の妻は現在、北京理工大学で博士課程に在学中だ。「私は中国で十年ほど生活してから、パキスタンに戻るかインドネシアに行くつもりだ。中国の生活は快適で、誰もが協力精神を持っている。中国は私の第二の故郷だ」