円円ちゃんは1歳半で、もうすぐ人生2回目の子供の日を迎える。子供の日に対して彼女は何の概念も持っていないが、両親は早くから準備に入り、航空券とホテルを手配し、攻略を調べ、親子旅行で楽しくこの日を過ごしたいと考えている。
円円ちゃんは1人目の子供で、両親は彼女の誕生を心待ちにし、十分に準備をし、早くから妊婦講習を受けて育児を勉強した。実際の育児でも全力を注ぎ、大きなものでは成長心理、小さなものでは衣食住・交通のあらゆる面について本やインターネットで育児の知識を学んだ。1980年代生まれの両親は上の世代の人たちの経験に耳を傾けるだけでなく、科学的育児を信じ、実践の中で育児方法を絶えず修正、改善している。
円円ちゃんは生後3カ月から毎週、両親とともに早期教育の授業を受けるようになった。最初は彼女が「スタート地点で勝つ」ためではなく、授業で多くの同年齢の子供と知り合えると良いと思い始めた。
「2015年以降生まれ」の円円ちゃんの生活で最も充実しているのはおもちゃである。生まれる前から家族はおもちゃを買い集め、トレーニング、知力、感情、教育などのおもちゃを揃え、ベランダに置き場所も確保した。両親は、これらのおもちゃが円円ちゃんに多くの幼少時代の楽しい記憶を与えることを望んでいる。
両親の幼少時代と比べて、円円ちゃんの生活は「本の香り」がかなり強い。生後数カ月から両親は各種の布や紙の絵本、触る絵本などを用意し、家にある本は本棚を埋め尽くしている。毎日の夕食後に彼女は母親の膝に座って物語を聞くことが一番好きである。最も多く聞いているのは『小鶏球球』という絵本で、内容をすでに覚えているが、円円ちゃんは何度も読んでもらい、一番気に入っている部分になると笑いだす。
週末と休日は円円ちゃんにとって最も嬉しい時間である。天気がいいと家族で動物園に行ってペンギンを見る。天気が悪い時は屋内プールで水遊びをしたり、博物館に行ったりし、家族で遊ぶ時間はあっという間に過ぎてしまう。
言葉を発しヨチヨチ歩きをするようになり、円円ちゃんの成長に両親は喜びを感じている。将来、彼女は同世代の子供たちとともに進学や就職などの面で競争のプレッシャーに直面するだろうが、全体的に言って、彼女の成長環境と発展余地は以前よりかなり良い。円円ちゃんの親として、2人が最も望むことは心を込めて育児をし一緒に過ごし、彼女の幼少時代をより楽しく素晴らしいものにすることである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年5月29日