6月5日、重慶市第五中級人民法院は阿里オークションサイトで「重慶市九龍坡区楊家坪新勝二村8棟」の第2回公開オークションを行い、重慶宝翼電力設備維護有限公司が最高提示価格2633.4134万元で落札して同不動産プロジェクトを手にし、長期化していた競争にピリオドを打った。
関連データによると、全国約2000カ所の裁判所で計40万回以上のネットオークションを自主開催し、対象物件の取引額は5000億元を超えた。2018年だけで12万回、対象物件7万件に上り、成約率は84%、平均プレミアム率は36.7%に達する。中には予想をはるかに上回るケースもあり、6元以下で茶筒が落札されたり、土地使用権が4億6400万元に達したり、1800回以上の競り合いでようやく取引が成立したこともある。
重慶遠真蔵品文化公司の戴華静会長は、「1日に2回以上のオークションが外地で行われているが、伝統の方法だと、芸術品コレクターが同時に参加することはできなかった。オークションをインターネット上で行うことでこの問題は解決でき、伝統のオークションを変えたと言える」と述べた。
実は2018年の第1回京東超級オークション祭は「驚異的」と言え、3万5000点が集中的に入札を開始し、取引額は前年比450%増加した。うち、75万元超で取引されたカナダの小さな島は10万人以上が見物し、「全民オークション」の到来と言われた。
インターネットの勢いに後押しされ、オークションが庶民の生活の一部になりつつあることは否めない。京東超級オークション祭で日常消費財と非日常的なコレクションが注目を集めたことから、インターネットオークションは人々の消費と投資の新たなルートになり、オークション業の人気を推し進めていることがわかる。