上海移動、リニアでの5G接続を真っ先に実現

上海移動、リニアでの5G接続を真っ先に実現。

タグ:5G基地 上海移動

発信時間:2019-12-05 15:00:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 上海移動はこのほど、リニア沿線の5G基地局接続カバーを率先して行い、超高速で移動するリニア車内での5G通信を可能にした。最速のシーンでの5Gネットワークは世界初となる。


 上海移動リニア5Gネットワークの完成は業界内で重要な一里塚となる。リニアの最高時速は430キロに達し、高速シーンでの5Gにはコア技術の試練が存在した。まず、移動速度が速いほど、ドップラー効果は大きくなるため、高速移動シーンにおいて、ドップラー効果を修正し、影響を減らして高速移動の性能ニーズを満たす必要がある。次に、超高速で移動するため、基地局間での切り替えが頻繁になり、ユーザーの利用に影響する。上海移動連合産業パートナーはリニアにおける共同イノベーションを展開し、複数のエリアを連結ネットワーキング技術を使って1つのエリアにし、エリアの境の接続障害を解決した。また、高速特性アルゴリズムを導入し、ドップラー効果を修正し、高速移動するユーザーの利用環境を改善した。リニアシーンでの検証を通し、5Gは高速シーンでも極めて高い効果を発揮し、最高速度は700Mbpsに達する。ネットワークの整備が進むにつれ、最高速度は1Gbpsに達する見通しで、高速移動するリニアでも高速の5G通信を利用できるようになる。


 中国移動の第1陣5G商用化都市の1つである上海では、上海移動が筆頭となり、5Gネットワーク建設の先行者、応用イノベーションのリーダー、産業発展の結集者として上海の「ダブル1000メガ第一都市」を構築している。上海移動の5Gネットワークは1つの中心地、6大業種応用、「10+10」重要エリアおよび幹線、70の重点エリアにスポットを当て、洋山深水港5Gスマート大型トラックプロジェクトを保障し、虹口区に最初の「ダブル1000メガモデル区」を構築。10校以上の大学、100軒以上の上海移動営業所とパートナー店、国家コンベンションセンター、上海世博展覧館、上海新国際博覧センター、陸家嘴上海センターなどの重点エリアをカバーし、上海を世界クラスの情報インフラの手本、長江デルタの質の高い協同モデル都市にしようと助力している。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月5日

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