2019年の全国の民間航空旅客輸送量は延べ6億6000万人に達し、前年比7.9%増加した。民間航空の旅客輸送量が総合交通輸送システムに占める割合は32.8%で、前年比1.5ポイント上昇。
民航局の馮正霖局長が6日に開かれた2020年全国民航作業会議で明かした情報によると、2019年の全国の民間航空総輸送量は1292億7000万トンキロメートル、貨物輸送量は752万6000トンで、前年同期それぞれ7.1%と1.9%増加。全国の1000万クラス空港は39カ所で前年より2カ所増加。中国民間航空史上で最も広範囲かつ影響力の大きいフライト調整を実施し、新規開通した航路は9275キロメートル、輸送空港数は238カ所に達した。
また馮正霖氏によると、フライト数が前年比5.57%増加した中で、全国の正常運航率は81.65%に達した。229カ所の空港と主要航空会社がペーパーレス化を実現。27カ所の1000万クラス空港の国内線セルフチェックイン比率は71.6%に達した。8社の航空会社、29カ所の空港が航空会社間荷物手続きを試験的に実施した。
そのほか、2019年、民間航空は全国目視飛行航空図を発表し、運航時間は112.5時間で前年比13.8%増加し、汎用空港数は246カ所で初めて輸送空港を上回った。ドローン物流配達を試験的に導入し、ドローンの登録数は39万2000機、ドローン商業飛行時間は125万時間に達した。
2020年の民間航空発展の主な予想について、馮正霖氏氏は以下のように示した。2020年の全国の民間航空総輸送量は1390億トン、旅客輸送量は7億1000万人、貨物輸送料は763万トンで前年比それぞれ7.5%、7.6%、1.3%増加し、離発着回数の増加は6%前後に抑える。超大型の航空責任事故をなくし、防空安全の重大な責任事故、重大航空地上事故と航空メンテナンス事故を防止する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月7日