武漢に取り残された北京人員、約1万1000人が帰還へ

武漢に取り残された北京人員、約1万1000人が帰還へ。陳氏によると、武漢に取り残された北京人員は北京到着後、北京に定住先がある場合はコミュニティの感染対策を徹底し、14日の在宅観察を厳守する。定住先がない、もしくは在宅観察する条件を持たない場合、所在区の14日の集中観察を自費で受ける…

タグ:武漢 北京 帰還

発信時間:2020-04-09 14:40:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 8日に開かれた北京市新型コロナウイルス感染対策活動記者会見の席上、北京市人民政府副秘書長の陳蓓氏は「武漢は4月8日0時に都市封鎖を解除した。武漢は秩序正しく対外交通を再開する。北京は8日、武漢に取り残された北京人員の北京帰還活動を同時に開始する」と述べた。


 情報によると、北京市は「京心相助」アプリによる北京帰還申請の記入、情報確認などの作業を行う。現在の統計によると、武漢に取り残された1万1000人余りの北京人員が北京帰還を検討している。「在湖北北京人員の安全かつ秩序ある北京帰還活動の徹底に関する実施プラン」の要求に基づき、鉄道(主に高速鉄道)及び道路(自家用車)の方法を採用し、全過程で閉ループ管理を行う。8日より毎日の北京帰還を約1000人とし、列車の乗車率を50%内に抑える。武漢から北京への帰還活動の初日、高速鉄道で866人が北京に戻る予定。


 陳氏によると、武漢に取り残された北京人員は北京帰還前の7日内にPCR検査を受け、結果が陰性であれば切符を購入できる。道路で北京に戻る場合、PCR検査証明書を所持することで北京帰還検査所を通過できる。北京到着後、PCR検査の合格証明書を所持することでコミュニティに入ることができる。鉄道で北京市に戻る場合、武漢市は北京帰還人員の駅での統一的な乗車を行う。国鉄部門は途中の体温測定、健康管理、消毒・防疫などの活動を強化する。列車の北京到着後、各区の専用車で居住地及び集中観察地点に送る。ポイントツーポイントの連結、全過程の閉ループ管理を実現する。


 陳氏によると、武漢に取り残された北京人員は北京到着後、北京に定住先がある場合はコミュニティの感染対策を徹底し、14日の在宅観察を厳守する。定住先がない、もしくは在宅観察する条件を持たない場合、所在区の14日の集中観察を自費で受ける。在宅観察もしくは集中観察が終わる前、区疾患予防管理部門がさらにPCR検査を行う。結果が陰性であれば観察が解除される。


 情報によると、3月25日より、湖北省に取り残された6万1000人以上の北京人員が安全かつ秩序正しく北京に戻っている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月9日


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