国家衛生健康委員会医政医管局の郭燕紅査察員は24日、国務院の新型コロナウイルスに関する共同予防・抑制メカニズムの記者会見で、「6月22日までに、全国の医療衛生機関で実施されたPCR検査によるデータは9041万人分に達した。PCR検査能力は大幅に向上している」と明らかにしました。
中国のPCR検査機関は3月初め頃に2081カ所だったのが、現在は4804カ所に拡大し、約2.3倍の増加となりました。また、PCR検査に従事する技術者は3月初め頃の1万3900人から現在は約2倍の2万8500人に増えています。検査能力については、3月初め頃は1日当たり126万人でしたが、現在は3倍の378万人になったということです。
なお、北京市では98カ所あったPCR検査機関が128カ所に増え、日間最大検査能力は40万人に達したということです。
「中国国際放送局日本語版」2020年6月22日