米ジョンズ・ホプキンス大学の最新データによると、北京時間26日午後3時35分頃、世界の新型コロナウイルス感染者が1605万人を超え、死者が64万人以上にのぼった。世界保健機関(WHO)によると、世界の1週間あたりの感染者は5週連続で100万人を超えた。米国の感染症専門家のファウチ氏は、来年の年初のワクチン開発について慎重に楽観すると表明した。各国で感染のぶり返しが生じ、一部の国は防疫措置を引き続き強化している。
WHOは「影響を受けない国はないが、感染者の増加は主にアメリカ大陸及び南アジアの人口の多い国と関連している」と発表した。
感染状況が現在最も深刻な国は依然として米国で、感染者が417万人を、死者が14万6000人を超えている。南部及び西部での持続的な感染拡大に伴い、米国の感染者は24日、2日連続で7万人を超えた。
テキサス州、コロナと竜巻に見舞われる
米テキサス州ではこの数週間で感染者が急増しており、新たに感染状況が深刻な地域の一つになった。竜巻「ハンナ」が現地時間25日、テキサス州に上陸した。複数のメディアは、ハンナの上陸によりテキサス州の防疫状況がより複雑化すると報じた。
テキサス州のアボット知事は25日、竜巻関連の記者会見で、竜巻は常に「大きな挑戦」だが今回の挑戦はより「複雑」と述べた。これは新型コロナウイルスの感染状況が最も深刻な地域が竜巻に見舞われているからだ。
テキサス州ヒューストンの市長は、同市の7月の新型コロナウイルス感染による死者数は、過去4カ月の合計を上回ると発表した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年7月27日