新型コロナウイルス再感染が実証された患者は33歳の男性で、今年3月末に感染が確認され、4月中旬に回復し退院した。8月上旬に英国を経由しスペインを旅行し、香港に戻ってから検査を受け再び感染が確認された。香港大学微生物学科のチームは、同患者が2回感染したウイルス株の遺伝子配列が明らかに異なることを実証した。「無線新聞」「香港01」などの香港メディアが24日、伝えた。
香港大学微生物学科のチームによると、同患者が1回目及び2回目に感染したウイルス株の遺伝子配列を比較したところ、24の一致しない点があった。また同患者が香港に戻り再び感染が確認された後の入院時の検査で、体内の抗体が検出されなかったことから、「再陽性」ではなく回復後の再感染であることが確認された。回復後に新型コロナに再感染したケースは世界初だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年8月25日