中国の新型コロナワクチン、サービス貿易交易会で脚光を浴びる

中国の新型コロナワクチン、サービス貿易交易会で脚光を浴びる。

タグ:コロナワクチン

発信時間:2020-09-10 11:15:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 中国の医薬品メーカー2社が北京市の中国国際サービス貿易交易会で、新型コロナウイルスのワクチン候補を初めて展示した。仏紙「ル・パリジャン」(電子版)が7日、伝えた。


 中国生物技術股份有限公司と科興控股生物技術有限公司が開発するワクチンは、いずれも世界で最もスムーズに開発が進んでいるワクチンプロジェクトの一部分で、中国で広く期待されている。月曜日のサービス貿易交易会で、来場者はワクチンを一目見ようとその展示ブースに集まった。これらのワクチンはすでに3期臨床試験の段階に入っているが、まだ実用化されていない。ワクチンの開発者は、監督管理機関の承認を受け、年内の流通を目指している。


 科興公司の責任者は「当社は工場1軒の建設を終えており、毎年3億回分のワクチンを生産できる」と述べた。


 中国生物によると、同社が開発するワクチンの有効期間は1−3年。同社が所属する中国医薬集団の責任者は、「免疫をつけるために必要な2回の接種費用は1000元以内に収まるだろう」と述べた。


 企業と軍の科学研究者が共同開発する別のワクチン候補は、変異が生じた新型コロナウイルスを完全にカバーできる。


 世界ではまだ臨床試験を完了しているワクチンがないが、少なくとも57億回分のワクチンの予約が入っている。


 ロイター通信(ジュネーブ)の7日の報道によると、世界保健機関(WHO)の高官は月曜日、「WHOは国際機関が中国の新型コロナウイルスワクチンを承認するための条件をめぐり中国と協力する」と表明した。


 WHOのマリアンジェラ・シモン事務局長補は「WHO中国代表所及びWHO本部は常に中国の管理機関と共に努力している。我々は直接接触し、情報を交換し、国際的なワクチン審査・承認条件について交流している」と述べた。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年9月10日


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