陝西長青国家級自然保護区が発表した情報によると、同保護区華陽エリアの屋外29カ所の観測所に設置された赤外線カメラのうち17台が今年、秦嶺パンダの活動情報を記録し、秦嶺パンダを計79回撮影した(同一ポイントで30分を1回と計算)。保護区設立から26年に渡り、保護区内の森林率が83.5%から97.46%に上昇した。秦嶺パンダの数は設立当初の31頭から現在の57頭に増加。パンダ生息地が周辺コミュニティに向け1100ヘクタール以上拡大した。
第4回パンダ調査によると、野生の秦嶺パンダの数は345頭に達し、増加幅と密度で全国トップとなった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年12月31日