米国のジョンズホプキンス大学のウェブサイトに掲載されたデータによると、中国時間18日6時22分の時点で、世界の新型コロナウイルス感染者は9495万人、死者は202万人を超えた。
米国での流行状況は依然として「暗く」、疾病管理専門家は、死者は2月中旬に50万人に達する可能性があると示した。一方、多くの州でワクチン供給が不足している。ヨーロッパでの流行状況も楽観的でなく、イギリスは早急にロックダウンを緩和するため、今年3月までにワクチンの接種を終えることを計画している。
米国のジョンズホプキンス大学のウェブサイトに掲載されたデータによると、米国の新型コロナウイルスによる死者は40万人に迫っている。バイデン氏が任命した米疾病予防管理センター(CDC)のロシェル・ワレンスキー博士は現地時間17日、米国は「暗い数週間」を経て、死者は2月中旬に50万人に達すると予測した。
また、ロシェル・ワレンスキー博士は、この予測データに回復後に非典型的な後遺症がある人は含まれないと示した。バイデン氏は、就任から100日間で1億回分のワクチン接種を完了する目標を立てた。米国の感染症トップ専門家のフォーチ氏は、「この目標を達成できることは間違いない」と断言した。
しかし、需要の持続的増加により、米国の多くの州でワクチン供給が不足し始めている。1回目に接種した人が続々と2回目のワクチン接種を始めた以外に、現在100万人以上の接種条件を満たす人が1回目のワクチン接種を待っている。供給が不足しているため、一部の医療施設はワクチン接種の2ヶ月目から1回目接種者の予約を一時停止する事態となっている。ニューヨークのある医療施設は受付済みの接種予約をキャンセルすると発表した。
ニューヨークだけでなく、バーモント、ミシガン、サウスカロライナ、ニュージャージー、オレゴンでも供給が不足している。オレゴン州の知事は、高齢者と教育従事者の接種を延期すると示した。バーモント州の知事は、連邦の供給が予測できないため、同州は75歳以上の人のみに接種すると示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月18日