80歳の「サッカーの神」ことペレ氏が現地時間2日、ブラジルの自宅で1回目の新型コロナウイルスワクチンを接種した。報道によると、彼が接種したのは中国科興公司が開発した「コロナワク(CoronaVac)」。また、ペレ氏はネットユーザーに、防疫措置を厳守することを呼びかけた。
ブラジルのニュースサイト「G1ニュース」が2日に伝えたところによると、ペレ氏の広報室は、行動が不便なため、サンパウロビーチ・グアルジャにある自宅で免疫接種を行なったと発表した。中国科興公司が開発した新型コロナワクチン「コロナワク」を接種したという。ペレ氏は現地時間2日、ワクチンを接種した時の写真をSNSに投稿。ペレ氏はマスクを着け、右腕の袖をまくって医療スタッフに注射を打たれ、左の親指で「ナイス」のサインをしている。
ペレ氏は、「今日は忘れられない1日となった。ワクチンを接種した。コロナはまだ終わっておらず、多くの人がワクチンを接種するまで自律を保ち、命を守らなければいけない」と気を緩めずに予防に努めるよう呼びかけ、「こまめに手洗いをし、外出を控えて。外出しなければいけない時はマスクを着け、ソーシャルディスタンスを保つように。人を思い、助け合えば、コロナはいつかなくなる」と示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月6日