国産の子宮頸がんワクチンが発売 価格は輸入の半分

国産の子宮頸がんワクチンが発売 価格は輸入の半分。

タグ:HPVワクチン 子宮頸がんワクチン

発信時間:2021-03-30 16:12:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

     国産の子宮頸がん2価ワクチンの接種が先週、北京で始まった。接種者は1回目のワクチンを接種して1ヶ月後と6ヶ月後に2回目と3回目の接種を受けるとワクチン接種は完了となり、子宮頸がんのリスクを84.5%削減できる。中国は子宮頸がんワクチンを完全輸入に依存していた状況から脱却することになる。


国産ワクチンの価格は輸入価格の半分


     紹介によると、輸入HPVワクチンは一般的に高額で、9価ワクチンは約4000元、2価ワクチンは約2000元する。国産2価ワクチンの1回の価格は329元で、25元の接種費用を加えても、接種完了までにかかる費用は約1000元で輸入2価ワクチンの半分に抑えることができる。9歳~14歳の接種者は2回接種するだけで済むため、費用はさらに安くなる。


接種コースが短縮


     今回、販売を開始するHPVワクチン(商品名称は「馨可寧」)は、厦門万泰滄海生物技術有限会社が生産したもの。説明書によると、9歳から14歳の接種者は2回で全ての接種コースを終える。これは中国に初めて認可された2回接種する子宮頸がんワクチンである。輸入の2回接種するHPVワクチンは中国でまだ認可されていない。


若者も接種可能


    中国で発売される2価HPVワクチンの適用年齢は9歳~45歳、9価HPVワクチンは16歳~26歳、4価HPVワクチンは20歳~45歳。世界保健機関の事務局長は2018年世界衛生大会で、世界の子宮頸がん撲滅戦略目標として、2030年までに世界の90%の9歳から14歳までの少女にHPVワクチンを接種することを打ち出した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月30日

 

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