広州市衛生健康委員会の劉成勇副主任は、2日の広州市政府記者会見にて、次のように説明した。広州市の受験生は今年、大まかに一般受験生、重点エリア受験生、接触受験生、準接触受験生、PCR検査陽性受験生という5つのタイプに分かれる。受験会場の設置は、一般会場と隔離会場の2つに分かれる。一般会場内にはさらに一般会場、予備用会場、隔離会場を設置する。受験生のタイプに基づき異なる防護基準と要請を当てはめ、相応するタイプの会場に割り振る。相互の行き来をなくし、空間的に完全に隔絶する。
PCR検査で陽性が出た受験生については、定点収容・治療医療機関に個別の受験会場を特設し、受験生が順調に受験できるよう最大限サポートする。情報によると、広州医科大学附属市第8病院には現在、高校3年生の無症状感染者が1人入院している。当該受験生が順調に受験できるようにするため、病院は特別の会場を設置し、医師と看護師を特別につける。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月3日