第一財経・新1級都市研究所が先ほど発表した「都市ビジネス魅力ランキング2021」によると、成都市、杭州市、重慶市、西安市、蘇州市、武漢市、南京市、天津市、鄭州市、長沙市、東莞市、仏山市、寧波市、青島市、瀋陽市が2021年の新1級都市になった。
データによると、この15都市のうち常住人口が1000万人以上は、重慶市、成都市、天津市、西安市、蘇州市、鄭州市、武漢市、杭州市、東莞市、青島市、長沙市の11都市。うち西南地区の重慶市と成都市の2都市は2000万人以上。
直轄市の重慶市は3205万4200人で新1級都市のトップで、かつ全国の全都市のトップとなっている。重慶市の総面積は8万2400平方キロメートルで、中サイズの省に相当する。
重慶市のほか、西南地区のもう一つの大都市・成都市の常住人口が2000万人を突破し、2093万8000人に達した。新1級都市の2位で、全都市の4位。広州市、深セン市という2つの1級都市を超えた。
人口1000万人以上の11都市のほか、仏山市、寧波市、南京市、瀋陽市の4都市は1000万人を下回ったが、いずれも900万人を上回った。これらの都市は中国の未来の1000万都市の重要な候補だ。
人口の増加が最も多かったのは成都市。2010年の第6回全国国勢調査と比べ、その常住人口は581万8900人増加。この増加幅は全国の全都市と比べても、1級都市の深セン市と広州市に次ぐ3位。
成都市のほか、同じ西部都市である西安市の人口は10年間で448万5100人増加した。この増加幅は新1級都市のうち2位で、全国の全都市の中では4位。増加率を見ると、西安市の人口の10年間の増加率は52.97%で、15の新1級都市のトップとなっており、かつ増加率が唯一50%を上回った都市となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月15日