鐘南山氏はこのほど、上海科技大学2021年度大学生・院生卒業式で「中国では現在、71種類のワクチンが研究開発中だ。9種が3期臨床試験中で、2種がWHOから緊急使用許可を受け、すでに緊急使用リストに入っている」と述べ、次のように続けた。
中国のワクチンの研究開発が遅く見えるのはなぜだろうか。これは中国の効果的な感染対策により、中国で3期臨床試験を行えないからだ。感染者がいなくなったため、3期臨床試験は海外でやるしかない。現在9種が3期臨床試験中だ。中国製ワクチンの接種後、感染率、入院率、ICU死亡率に顕著な改善があった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月7日