各地がPCR検査料を引き下げ、なぜ安くなったのか?

各地がPCR検査料を引き下げ、なぜ安くなったのか?。

タグ:PCR検査料

発信時間:2021-09-01 14:31:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 上海市はこのほど、公立医療機関のPCR検査料を60元に引き下げると発表した。


 一部の統計によると、今月すでに青海省、河北省、江蘇省などの10以上の省がPCR検査料の引き下げを発表している。うち山東全省の各級公立医療機関の料金の上限は1回あたり45元に調整。また、青海省、河北省、遼寧省、寧夏回族自治区、四川省、山東省、黒竜江省、江蘇省、湖北省、陝西省などの省は8月に通知を発表し、PCR検査料を引き下げた。


 安くなった理由は?


 国務院新型コロナウイルス共同感染対策メカニズム総合チームは今年1月に通知を印刷・配布し、「各地は集中大量調達方法を積極的に模索し、PCR検査キットや防護用品などの消耗品を大量調達し、PCR検査料を引き下げること」と強調した。各地も相次いでPCR検査キット及び関連消耗品の大量調達活動を展開した。


 またPCR検査料の引き下げは、検査キットなどの製品の生産能力の大幅な増加によるものだ。


 データによると、国家食品薬品監督管理局は昨年3月31日までに25種の検査キットを緊急承認している。うちPCR検査キットは17種、抗体検査キットは8種。当時のPCRの検査キットの1日あたりの生産能力は306万人分、抗体検査キットは120万人分で、合計すると426万人分だった。


 国家食品薬品監督管理局は今年6月末までに59種の新型コロナウイルス検査キットを承認している。うちPCR検査キットは29種、抗体検査キットは27種、抗原検査キットは3種。


 メディアが報じた関連企業のデータ統計によると、PCR検査キットの1日あたりの生産能力は2675万1000人分に、抗体検査キットは1646万人分に、抗原検査キットは190万3000人にのぼっており、合計すると4511万4000人分となっている。


 大量調達によるコスト削減、企業の生産能力の拡大、検査技術の発展などの実際の要因により、PCR検査料が引き下げられたことが分かる。人々に実益をもたらすと同時に、感染対策の徹底、人々の命の安全及び体の健康の保証に向け積極的な力を発揮した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年9月1日

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