国家発展改革委員会と生態環境部は15日、「『十四五』プラスチック汚染ガバナンス行動案」を印刷・配布した。要旨は下記の通り。
2025年までにプラスチック汚染ガバナンスメカニズムの運行をより効果的にする。地方、部門、企業は効率的な実施の責任を負う。プラスチック製品の生産、流通、消費、回収利用、末端処置の全チェーンガバナンスのより大きな成果・効果を手にする。白色汚染を効果的に抑制する。
源からの減量について、商品小売、EC、フードデリバリー、宅配便などの重点分野で、使い捨てプラスチック製品の非合理的な使用を大幅に減らす。EC宅配便はほぼ二次包装を行わず、循環型小包の応用規模を1000万個にする。
回収処理について、地級以上都市は現地に適した生活ゴミ分別投入・収集・輸送・処理システムをほぼ構築し、プラスチック廃棄物収集・輸送効率を大幅に上げる。全国都市部生活ゴミ焼却処理能力を1日あたり80万トン前後にし、プラスチックゴミの直接埋立量を大幅に減らす。農業用フィルムの回収率を85%にし、全国マルチフィルム残留量のゼロ増加を実現する。
ゴミ埋立について、重点水域、重点観光地、農村地区に残された屋外プラスチックゴミをほぼゼロにする。プラスチックゴミの自然環境への流出を効果的にコントロールする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年9月16日