社会> |
japanese.china.org.cn |09. 02. 2022 |
天才少女、谷愛凌選手③学業とスキーの両立、スタンフォード大学に合格
「集中と好きであることが秘訣」
スポーツ特待生とは異なり、谷選手は日常的な試合と練習をこなすほか、高校を卒業しなければならなかった。彼女の言葉を借りるならば、彼女は常に高校生であり、しかも「フルタイム」の高校生だ。
「私は通信教育や、先生を見つけマンツーマンの文化授業を受ける学生ではなく、通学する普通の学生でした」谷選手は土日、もしくは連休中にしかスキーができない時期が長かった。2019年にスキー場にいた時間は、練習と試合を含めて約65日のみで、その他の時間は学校で授業を受けていたという。
学業とスキーの両立について、谷選手は「集中と好きであることが秘訣です」と語る。
「スキーの日は特に専念し、授業中はスキーのことを考えず、非常に専念します。こうすると効率が良いのです。もっと重要なのは好きであることで、コースに立つととても嬉しくなります」
ひたむきに打ち込む精神、恵まれた才能。谷選手はトップ選手になる道において、自分の学業を放棄したことはない。高校時代の成績はオールAで、高校の課程を早めに終え、2020年にSAT(大学進学適性試験)でほぼ満点の成績を収めた。順調にスタンフォード大学に合格した。
「私はスキーが好きだから選手になりました。私は流行が好きだから流行のスポーツを選びました。私は授業が好きだから大学に通い続けます」谷選手は、専念とは100%打ち込むことであり、1日のうちに1つだけに取り組めれば十分だと語る。
写真は新華社より
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年2月9日