調査データで分かる海外の人たちの北京冬季オリンピックへの評価

　四、「グリーン冬季オリンピック」が見所に　科学技術革新に強い印象

　北京冬季オリンピックではハイテク要素が随所に見られ、冬季オリンピックに科学技術とエコで持続可能な環境保護理念を与え、国際社会から広く認められ支持された。「科学技術冬季オリンピック」はスマート中国の新たなイメージを示し、調査では35.7%が中国は科学技術が日々進歩している国だと回答した。

　調査で、中国の科学技術革新と生態環境保護に対するイメージがプラスに変わった人の割合はそれぞれ54%と30%、北京冬季オリンピックを通し「中国は二酸化炭素排出削減などの環境保護の承諾の履行が難しい」という不安が解消された人は21％だった。

　北京冬季オリンピックの科学技術の見所については、グリーン電力の供給とサービスロボットに対する興味が最も高く、それぞれ56.3%と45.3%を占めた。そのほか、自動運転車、VRガイド、5G+8K超高画質クラウド中継、排出ほぼゼロの冷却システム、水素エネルギー車などの注目度も30％を超えた。

　五、中国に対する好感度、上位3国はロシア・イタリア・イギリス

　調査によると、北京冬季オリンピックの期間中、中国に対する好感度が高かった上位3国はロシア（88％）、イタリア（78％）、イギリス（67％）で、米国とカナダがその後に続き、好感度はいずれも50％を超えた。中でも若者の中国に対する好感度は高く、20代と30代では好感度が56%と61%に達した。

　そのほか、調査で、北京冬季オリンピック後に実際に中国を訪れより深く知りたいと答えた人の割合が高かった国はロシア、イタリア、イギリスで、その割合は72%、71%、49%だった。若い人ほど中国をより深く知りたいと思っており、20代では53％の人が中国を訪れたいと回答した。ハイテクな競技場、安全な防疫措置、多様な文化体験、豊富なグルメ体験、親切なボランティアサービスなど、今回の冬季オリンピックは中国のイメージを直感的に示し、多くの外国人が中国をより深く知りたいと感じている。